【講義紹介】【生命科学】高橋祥子「ゲノムが教える社会経済の読み方」
本記事では、以下のYouTube動画を紹介します。
【生命科学】高橋祥子「ゲノムが教える社会経済の読み方」
生命科学は、単なる人による観察ではなく、データを使用して生命の法則性を解明していく学問です。この分野はインターネットの発展と非常に似た進展を遂げており、実際に関連しています。理論的には、人類全員のゲノムを編集することも可能ですが、ここで問われるのは私たち人間がどうしたいのか、ということです。生命科学は私たち自身をより深く理解するツールとして使用できると考えています。
生物学はもともと生物を対象とした学問で、観察を主な手段としてきました。例えば、植物の形の違いなどを観察することで生物の法則性を見出していました。1950年代にDNAの二重らせん構造が発見されてからは、分子レベルで、人の目に見えないレベルでの科学、つまり生命科学が始まりました。生命科学の発展はインターネットのそれと似ており、DNAの発見以降、特に2003年に人のゲノムが解読されたことから、ゲノム解析技術が飛躍的に進歩しました。
このゲノム解析技術の発展には、測定機器の発展やコンピュータ技術の進歩が大きく寄与しています。膨大な生体分子情報が得られるようになり、そのデータを社会に活かし、社会実装していくことが求められています。例えば、新型コロナウイルスの感染拡大時、瞬時にウイルスの配列を解析し、新しい変異株がどのようなものかを判定することが可能になりました。このような技術は10年前には考えられなかったことであり、ワクチン開発の迅速化にも寄与しています。
生命科学の応用は医療だけに留まらず、畜産、農業、水産、森林環境問題への課題解決にも広がっています。特にゲノム編集技術は、難病の治療や遺伝性疾患の治療に革命をもたらす可能性があります。これからも生命科学は私たちの生活に大きな影響を与える領域として・・・
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