【講義紹介】【ビジネス・商学・経営学】山口周「なぜビジネスパーソンにリベラルアーツが必要なのか」
本記事では、以下のYouTube動画を紹介します。
【ビジネス・商学・経営学】山口周「なぜビジネスパーソンにリベラルアーツが必要なのか」
左側縦軸にはリベラルアーツの様々な科目が並んでいます。上から順に哲学、歴史、政治史、宗教、人類学、社会学、心理学、脳科学、医学、生物学となっています。
一方、横軸にはビジネススクールの科目が並べられています。これには戦略、マーケティング、人事、組織、リーダーシップ、オペレーションなどが含まれます。
縦軸と横軸の交点を見ると、リベラルアーツの各領域からの知見がビジネス上の論点、特に戦略やマーケティング、人事、リーダーシップに大きな示唆を与えていることがわかります。
例えば、歴史の分野を見ると、イングランドは外交戦略に優れた国であり、中世のスペインやフランスといった大国の間を巧みに生き抜いてきました。これは現代の経営戦略にも大きな示唆を与えています。
社会学や人類学の分野では、特に「贈与論」が現代における重要な議論の対象となっています。マルセル・モースによって提唱されたこの概念は、現代社会での交換の意味を新たに問い直しています。
また、脳科学の知見は、マーケティングや組織運営において重要な洞察を提供しています。人間がいかに不合理な生き物であるかということが心理学と脳科学によって明らかにされています。例えば、確実な報酬よりもランダムな報酬の方が人を動機づけることが示されており、これはSNSの使用行動にも見られる現象です。
これらの学問領域からの知見が、ビジネスの分野においても、人事評価や報酬の与え方など組織運営全般において重要なインスピレーションを・・・
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タグ: ビジネス・商学・経営学, リベラルアーツ, 社会人, 講義